2020 9/1〜3 しまなみ海道
1ヶ月以上前にしまなみ海道へサイクリングに行ったので今更ながら書こうと思います。
9/1の夜に大阪南港から愛媛県西条市の東予港までオレンジフェリーに乗船しました。こちらの船は2018年に就航したばかりの新造船であり、全席個室の大変乗り心地のよいフェリーでした。
船内レストランで晩ご飯
翌朝、東予港に着いてからバスで今治まで移動してサイクリングを始めました。
最初に渡る橋は来島海峡大橋です。
来島海峡はしまなみ海道サイクリングのクライマックスと言えるほどの絶景が楽しめます。
来島海峡大橋を渡って着いた島は大島です。大島からは村上水軍が城を築いた能島が見えます。
伯方島を経由して大三島へ。このあたりから雲行きが怪しくなり時折強い通り雨が降りました。
大三島からは国内最長の斜張橋である多々羅大橋を渡ります。この橋の中間に県境があり愛媛県今治市から広島県尾道市に入りました。
しまなみ海道の中心地である生口島で休憩、ジェラートを食べました。
このあたりで疲れが出てくるようになり、残りの30kmほどは気力を振り絞って自転車を漕ぎました。
生口橋、因島大橋を渡ってしまなみ海道で最後の島である向島に到着。ここから尾道市街へは渡船を使います。渡船は高頻度で運行されており利用者も多く、地元住民の足として欠かせないものであることがよくわかります。
7時間かけて尾道にゴールし、2度目のしまなみ海道走破を達成しました。前回は尾道スタートだったので今回のサイクリングは前回とは異なった景色を見ることができて新鮮でした。
この日は尾道の土堂の灯りに宿泊しました。この建物は昭和時代に建てられた民家を貸別荘にしたものであり、市街地の景色や海を一望できます。
翌朝は尾道を散策しました。海の見える坂道の街である尾道の景色は大変素晴らしく、何度でも訪れたいものです。
昼からは電車に乗って呉に移動し、海軍カレーを食べててつのくじら館と大和ミュージアムを観光をしました。
海軍カレーには鯨肉が使われており、鯨を食べたのは小学校の給食以来です。てつのくじら館では実物の潜水艦あきしおの艦内に入るという貴重な体験ができました。
呉からは在来線を乗り継いで関西に帰りました。この次の日から北海道に出かけたので次の記事はそのことを書きます。
それでは。
2020 8/21〜24 九州④
前回の続きで下関からの行程を書いていきます。この日は青春18きっぷを使用して鈍行列車の旅を楽しみました。
山陽本線 普通/岩国 下関 5:36 → 厚狭 6:18
美祢線 普通/仙崎 厚狭 6:27 → 仙崎 7:38
この日は始発スタートでした。美祢線は爆睡していたので何も覚えてません。目が覚めたら終点の仙崎駅に到着していました。
長門市駅からの普通列車は高校生で車内がいっぱいでしたが、東萩駅で高校生の全員が下車すると車内はガラガラになりました。自分たちの乗っていた列車のあと、次の列車までは5時間以上間隔があいていたことから、この地域の鉄道は通学以外の需要が皆無であることがうかがえます。
山陰本線は日本海に沿って走るので車窓に飽きることがない点で乗っていて楽しい路線です。本数がかなり少ないので乗るには難易度の高い路線ですが是非乗ってみてください。
山陰本線 快速アクアライナー/米子 益田 11:14 → 米子 15:08
境線 普通/境港 米子 15:28 → 境港 16:24
境線 普通/米子 境港 16:43 → 米子 17:32
山陰本線 快速とっとりライナー/鳥取 米子 18:01 → 鳥取 19:32
益田駅からは快速列車に乗って西に向かいます。快速アクアライナー、快速とっとりライナーに充当されているキハ126系は、特急車であるキハ187系と共通のディーゼルエンジンを使用しているので、気動車にしてはかなり高速で走り気持ちがよかったです。益田駅から江津駅にかけては車窓に石州瓦という赤色の特徴的な瓦屋根の家が立ち並んでいました。
途中の米子駅からは境線に寄り道をして境港駅まで向かいました。境線でも通学需要が高く車内の客の大半が学校帰りの高校生でした。
鳥取駅で同行者と別れて因美線、智頭急行などを利用して帰宅しました。ここについては特に書くことがないので、このあたりで今回の旅行記は終わりにします。
次は瀬戸内地方に出かけます。それでは。
2020 8/21〜24 九州③
旅の3日目の出発地は熊本です。この日は8月8日に4年ぶりに全線復旧した豊肥本線に乗るという計画を立てて、熊本駅9:09発の特急あそぼーい!に乗る予定でしたが、指定席が完売していたので、1本後の特急あそ1号に乗ることに。そこで朝に時間ができたので三角線を乗り潰してきました。
特急あそ1号/宮地 熊本 9:51 → 阿蘇 10:59
それでは、熊本駅から特急あそに乗って豊肥本線を移動します。豊肥本線は阿蘇山のカルデラの内側を通る路線であり、途中の立野駅では標高を稼ぐためにスイッチバックがあります。移動中の車内では熊本駅で購入した駅弁を堪能しました。
阿蘇駅に到着したあとはレンタカーを借りて車で阿蘇を観光しました。私は自動車免許を持っていないので今回は同行者に運転してもらいましたが、旅行先で自動車を使えるという便利さを実感しました。以下、阿蘇での写真をどうぞ。
楽しかったです。
九州横断特急3号/別府 阿蘇 16:13 → 大分 17:57
特急ソニック52号/博多 大分 18:11 → 小倉 19:37
さて、九州の旅もそろそろおしまいです。阿蘇駅から特急を乗り継いで小倉駅まで行き、旅の締めに博多ラーメンをいただきました。
さらに時間があったので門司港駅へ。夜の門司港は幻想的な雰囲気でとてもよかったです。余談ですが、せっかく特急に乗れるきっぷなので小倉駅から門司港駅までは特急きらめき8号に乗車しました。
門司港駅を楽しんだ後は普通列車を乗り継いで、この日の宿泊地である下関に移動しました。2日間でしたが九州の様々な場所を巡ることができました。次は南九州のほうに行ってみたいです。
最後に、みんなの九州きっぷを使わなかった場合に九州内の移動にかかった料金を計算してみると30460円でした。これが6分の1以下の5000円という破格の値段でいけたのですから、改めてこの切符のおトク度が伝わったかと思います。本日はここまで。
2020 8/21〜24 九州②
特急ソニック10号/博多 小倉 9:39 → 博多 10:23
特急みどり7号/佐世保 博多 10:32 → 早岐 12:18
区快シーサイドライナー/長崎 早岐 12:19 → 諫早 13:29
特急かもめ19号/長崎 諫早 13:33 → 長崎 13:51
小倉駅から様々な列車を乗り継いで長崎駅まで移動しました。普段は青春18きっぷを使って鈍行列車の旅ばかりしているので、特急ばかりを使う旅は新鮮でした。
佐世保線の武雄温泉駅を過ぎると建設中の長崎新幹線の高架が車窓に現れました。長崎新幹線は武雄温泉駅〜長崎駅を再来年の開業を予定しており、工事がかなり進んでいました。
早岐駅から諫早駅までの大村線では大村湾に沿って走るので、車窓から海を眺めることができました。夏の旅行には海の景色が似合います。
長崎駅には昼過ぎに到着して、夜まで長崎市内を観光をしました。長崎には部活の合宿で訪れたことがありましたが、しっかりと観光するのは今回が初めてだったのでとても楽しみでした。
ツル茶んで長崎の名物料理を食べたあとは路面電車に乗って南山手エリアへ。長崎の南山手エリアはテレビアニメ『色づく世界の明日から』の舞台であり、私はこのアニメを見たときから長崎に行きたいと思い続けていたので、今回訪問することができて本当によかったです。
特急かもめ44号/博多 長崎 19:55 → 博多 21:57
新幹線みずほ615号/鹿児島中央 博多 22:24 → 熊本 22:56
長崎観光を楽しんだあとは宿泊地の熊本まで向かいました。移動で特急や新幹線を気兼ねなく使えるのは本当にありがたいですね。
今回はここまで。九州の旅はまだまだ続きます。
2020 8/21〜24 九州①
この夏にJR九州からみんなの九州きっぷというお得な切符が発売されました。九州新幹線・在来線特急が2日間乗り放題で全九州版が10000円、北部九州版が5000円と破格の内容です。ということで早速九州に行ってきました。
九州までの行程では阪九フェリーを使いました。神戸港を夜に出航して翌日朝に九州の新門司港に到着し、値段も高くないので関西から九州に行く場合にはおすすめします。今回はスタンダート洋室に泊まりました。
次に船内の様子や船からの景色などを。私が乗った船はこの春から就航した新造船であったので、船内に露天風呂があってとても快適でした。
瀬戸内海は波が穏やかなので大きく揺れることがなく、船旅初心者にはおすすめの航路です。船内の食事もとてもおいしく、寝台列車がほとんどなくなった今では夜行フェリーが一番寝台列車の旅に近いものを味わえると思います。
旅行のすべてを書くと記事が長くなってしまうので、今回の記事はここで終わりにします。九州内の移動の様子は次回以降に書いていくのでよろしくお願いします。
2020 8/15 帰省
私は大学が東京にあるので普段は東京に住んでいるのですが、関西にある実家に帰省するにあたって青春18きっぷを利用した鉄道旅行をしました。今回はその旅行記を書こうと思います。
埼京線 普通/川越 池袋 5:30 → 赤羽 5:38
高崎線 普通/高崎 赤羽 5:40 → 高崎 7:29
信越本線 普通/横川 高崎 7:30 → 横川 8:03
旅の始まりは池袋駅です。早朝の時間帯は湘南新宿ラインが走っていないので、埼京線に乗って赤羽駅で上野駅始発の高崎線に乗り換えました。高崎線は何度も乗ったことがあるので終点の高崎駅まで睡眠を取りました。高崎駅からは横川駅まで信越本線に乗車、この区間は中学生のときに部活の合宿で乗った以来だったので懐かしかったです。横川駅で名物の峠の釜めしを買おうとしましたが、朝早くだったので売店が営業しておらず断念。
JRバス関東 横川 8:10 → 軽井沢 8:44
しなの鉄道 普通/長野 軽井沢 9:42 → 小諸 10:06
横川からは碓氷峠を越えるためにバスに乗り換えます。新型コロナウイルスの影響で旅行客は例年より減っていましたが、それでもバスはほとんどの座席が埋まるほどの乗客が乗っていました。軽井沢では1時間ほど時間があったので周辺を散策。駅に戻ってきて電車に乗る前に軽食を買おうと売店をのぞいていると、横川駅で購入できなかった峠の釜めしを売店の人が販売時間前にも関わらず売ってくれました。峠の釜めしはこの旅行の目的のひとつであったのでとても嬉しかったです。
小海線 普通/小淵沢 小諸 10:13 → 小淵沢 12:31
小海線は今まで一度も乗ったことのない路線であったのでこの旅行の主な目的でした。幸い天気も快晴であったので全区間にわたって美しい山々の風景を堪能できることができました。美しい車窓を眺めながら軽井沢駅で購入した峠の釜めしとビールをいただきました。
列車は小諸駅を発車すると千曲川に沿いながら南下、途中の日本有数のレタス産地である川上村では一面のレタス畑の間を走行しました。標高1345.67mと日本一高い地点に位置する野辺山駅に下車することができました。
しかし、野辺山駅発車直後に列車が異音を感知したので緊急停車をし、車両の点検が行われました。終点の小淵沢駅には30分ほど遅れて到着したので、本来乗る予定であった12:36の中央本線の列車に乗ることができず、小淵沢で1時間ほど過ごして一本後の電車を待ちました。鉄道旅にはこのようなハプニングはつきものなので仕方がないです。
中央本線 普通/松本 小淵沢 14:05 → 上諏訪 14:32
中央本線 普通/松本 上諏訪 15:23 → 塩尻 15:47
中央本線 普通/中津川 塩尻 16:06 → 中津川 18:18
中央本線 普通/名古屋 中津川 18:35 → 名古屋 19:57
東海道本線 新快速/米原 名古屋 20:00 → 米原 21:09
琵琶湖線 普通/姫路 米原 21:13 → 京都 22:22
小淵沢駅からは何回も乗ったことのある中央本線・東海道本線ルートを使って西へ向かいます。途中の上諏訪駅で途中下車して諏訪湖と駅の足湯を堪能し、塩尻駅で名物の駅そばを食べて青春18きっぷの旅を満喫しました。
塩尻駅を出発したあとは夕暮れの木曽路を各駅停車でゆっくりと進み、名古屋駅に着く頃には外も真っ暗になっていました。米原駅からはJR西日本の車両に4ヶ月ぶりに乗り、関西まで帰ってきたことを実感しました。
本日は京都に住む友人の家にお邪魔するので京都駅が今回の旅のゴールです。これから夏休みが終わるまで複数の旅行に行くので、そのたびに更新していければいいなと思っています。
それでは。